うまくいかない状態を改善する方法は、過去から探す。

何をやってもイマイチかみ合わない、結果がともなわないという、うまくいかない時期というものがありますよね。

そういうときには、この状態を変えなければと焦りがでて、「今までと違う新しいこと」に手を出したくなるものです。

しかし、そういうとり組みは、思ったほどの効果は見られず、さらに状況が混乱してしまうことが少なくないようです。

新しいことは、結果がでるまでに時間が掛かりすぎる。

新しいことを取り入れるのは、意欲的でいいことです。

工夫しようとする意欲も行動も、同様にとても素晴らしいのです。

しかし、それぞれ単体では素晴らしい選択肢だとしても、「うまくいっていないとき」に「新しいことを開始する」という組み合わせが、状況の混乱や停滞を長引かせてしまうことがあるのです。

なぜなら、「まったくの新しいこと」は、エンジンが温まっていないところからのスタートですから、その働きかけの結果がでるまでに相応の時間が掛かってしまうからです。

どんなことでも時間は掛かるものです。

しかし、うまくいかないというダメージのあるときは、すべてに余裕がもてなくなります。「当然に時間が掛かること」が「必要以上に待たされる感覚」となってしまい、頭ではわかっていても気持ちはさらに焦ります。

そして、打開策として、それとは別の新しいことを、また取り入れたくなってしまっては、働きかけの結果がでるまでの時間がさらに延びてしまいます。

こういうときは、過去に目を向けてみる。

うまくいかないときに「今とは違う別のことをすれば、この状況が変わるのでは」という思いから、新しい何かをしたくなる気持ちはわかります。

しかし、そういうときは、既に知っている知識や経験という「過去」の中から、当面の打開策を見つけるほうが適しています。

「以前に、このような動きをしたらうまくいった」という「成功パターン」を見つけて、それを再現できないか考えてみます。

過去に一度はうまくいった方法なら、慣れている分だけ準備が簡単です。そして、「こう動けば、こんな結果になるだろう」とか、「こう働きかけると、こんな反応がでるだろう」という予測のもとに動くこともできます。

そうすると気持ちにも、時間的にも余裕が生まれます。

時間をあまり掛けずにできることを優先する。

根本的にいろいろ見直すことが一番よいとしても、それを遂行するに適したタイミングというものがあります。うまくいかないときに、そちらの方面に舵をきってしまうと、波に乗るまでの時間が長すぎて、全体が停滞してしまうこともあります。

うまくいかない状態を、まずは切り換えることが必要であれば、方法としては「掛かる時間が短いほうがいい」ということです。

過去と今は、状況が違いますから、過去のそれがそのままが当てはまることはないかもしれません。それでも、エッセンスをうまく応用して工夫すれば、使えるアイデアとしていかせる場合もありますよね。

当面の切り換えとして、状況を打開するための一時的なとり組みとして、こういう考え方のほうが現実的であり、うまくはまることが多いです。

うまくいかない状態を抜けてから、新しいことを取り入れる。

そして、うまくいかない流れにひと区切りついてから、必要があるなら、ここで改めて新しいことにチャレンジするという順番のほうが、スムーズな流れを作りやすいです。

そのときはもう、うまくいかない状態は脱していますから、新しいことの刺激をほしいと思わなくなっているかもしれませんけれどね笑。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加