霊の「憑依」という現象について。

憑依という文字をみると、日常からかけ離れてた、とても恐ろしいもののように思えてしまいますよね。

けれど、実際は、憑依されるという現象は、それほど珍しいものではありません。

とても小さい影響のものも含めるならば、日常でよくある現象であり、誰もが経験する可能性のあることです。

憑依霊は、なぜ引き寄せられるのか?

すべての出来事は、自分と波長が引き合うからこそ起こります。

憑依も同様です。未浄化な霊に憑依されるということは、自分に、引きあう要因が存在することを示しています。同じものがあるからこそ、霊と自分との間に、波長の法則が成立してしまうということです。

たとえていえば、「味噌汁が入った鍋に、別の味噌汁が少し足された」ようなものですね。元からあるところに加えられただけですので、自分ではそのことに気づきにくく、感覚としてわかりにくいので、憑依されたことの実感はわきません。

空の鍋に入れられたとか、カレーの入った鍋に、味噌汁が足されたならば、違和感がありますが笑、元からあるものに、同じようなものが加えられても、違いには気付きにくいということなのです。

「憑依してくる幽霊をなんとかしたい」「憑依霊を撃退する方法はないか」、と、勇ましい質問をいただくことも少なくないですが、自分の中に何の原因もないのに、一方的に憑依されることは起こりません。

味噌汁があるから、味噌汁を引き寄せるだけであって、カレーに味噌汁が寄ってくることはありません。自分の中に、それを引き寄せる何かがあってこその現象で、霊が一方的に悪いわけではない、という自分を省みる視点をもつことは大事です。

憑依体質だから、憑依されるのか?

霊に憑依されやすい、霊的に敏感な人のことを「憑依体質」という言い方をすることがあります。こうした体質というのは、生まれ持っている本質的要素です。

平均と比較して、霊的なエネルギーと馴染みやすい、憑依されやすいタイプが存在することは確かですが、けれど、ここで誤解してはいけないのは、

「憑依体質だから憑依される、のではない」という点です。つまり、「憑依体質でなければ、憑依されない、などということはない」のです。

憑依「されやすい」のと、「されてしまう」のは、同じではありませんね。

憑依という現象は、コンディションが下がってしまえば、誰にでも起こり得る現象です。

逆の言い方をすれば、たとえ憑依体質であろうと、コンディションを下げなければ、憑依の悪影響を受けることもないのです。

憑依体質というのは、霊的なものに敏感な体質なので、平均的な人よりも感化されやすい性質を持っている、というだけで、実際に憑依されるか否かは、体質ではなく、そのときの自分のあり方が決めています。

しかし、平均よりも、そうした現象が引き起こされやすい、感化されやすい体質の人がいることは確かです。該当する人は、自分のコンディションを下げないように、保つというとり組みをしていくことや、スピリチュアルなことに好奇心を持ちすぎないことなどは、意識しがほうがいいですね。そうしたちょっとしたことが、きっかけになってしまう可能性は、平均的な人よりも高くなりますから。

憑依を、過剰に怖れる必要はない。

憑依というのは、気づかないだけで、小さい影響のものならばめずらしくない現象です。

知らないところで、ちょっとコンディションが下がったときに憑依された場合でも、自分が元の状態へと持ち上がっていけば、霊が(同じ波長ではなくなるので)自然と離れていくというようなことが、実は繰り返されているものなのです。

ですから、小さい影響のものは、それほど心配しなくてもいいことです。

そして憑依という現象そのものも、自分のコンディションの維持を心掛けていけば、ある程度は防ぐことができますし、仮に憑依されても、引きあうものがなくなれば解消されていくのですから。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加