好かれる自分になるためには、「プラス」を意識する。

「対象を限定して、特定の相手から好かれたい」場合と、「全般的に、人から好かれる自分でありたい」ことは、意識を向けるポイントが変わってきます。

この記事は、後者の、全般的に人から好かれたいと思っている場合の話となります。

好かれたいなら、「好かれるような自分であること」や、「好かれるための言動を自分がとること」が必要になります

好かれたいのか、嫌われたくないのか。

好かれたいなら、好かれるための言動をとることが効果的です。

しかし、好かれたいと思う方の多くは、失敗したくないという不安が大きいためでしょうか、「好かれるために」を目指しているはずが、いつのまにか目的が変化してしまい、

「嫌われないように」を目指した言動をとってしまっていることがあります。

確かに、好かれるためには、嫌われないことも含まれなくはないです。けれど、たとえば「A子さんは、いい人なので好きです」というのと、「A子さんのことは、別に嫌いではないです」というのとは、微妙に違いがありますよね。

前者は「肯定的」であるし、後者は「否定はしない」けれども、肯定とは言えない」ような・・・微妙なものがあります。どちらでもないし、どちらでもいい的な感じでもありますよね。

好かれることと、嫌われないことは、似ている面もなくはないけれども、しかしこれらは、同じではないということです。

好かれることと、嫌われないことは、同じではない。

他者の関心のありかを気にしてしまうタイプの人は、嫌われることへの怖れが大きいです。

そのため、好かれたいと思いながらも、(好かれるように、ではなく)嫌われないような言動をとってしまい、無難になって印象に残らないので「嫌われないが、好かれるとまではいかない」という、微妙な位置付けになってしまうことがあります。

こうなってしまうのは、本人が「好かれることと、嫌われないことが、同じことの延長線上にあるとどこかで思ってしまっているため」でしょうね。

嫌われないように頑張っていけば、いつか「好かれる」の領域に到達できるのでは、と。

しかし実際には、好かれることと、嫌われないことは、同じ線上にはありません。それぞれ別の取り組みがある、別のゴールになります。

とても似ている箇所もあるのでわかりにくいのですが、改めてよく考えてみれば、「嫌いじゃない」のと「好き」は、微妙に何かが違うものではないでしょうか。

嫌われないように、ものすごく気配りをして頑張っているのに、なぜ思い通りに好かれるようにならないのだろう?と悩んでいる方は、このしくみを客観視して、頑張り方を適切にすることですね。

好かれるためと、嫌われないためでは、頑張りの方向性がかわってくるのですが、ここに気づかないと、違う方向のゴールを目指して進んでしまうこともあるということです。

プラスを増やすか、マイナスを減らすか。

周囲の人に対して「好かれるための言動をとること」が、人間関係に「プラスを増やしていく行為」だとしたら、「嫌われないようにな言動をとること」は、自分が減点されないようにと「マイナスされる可能性を減らしていく行為」です。

嫌われないように自分を高めていくことも、プラスになる・・・ようでいて、それは「現状のマイナスを少しでも穴埋めして挽回したい」という目的の行為で、穴埋めの行為がたどり着く上限は「ゼロ」なんですよね。

既にある穴をうめることで、平坦になろうとしているようなものだからです。

それは向上心があって、いいことではあるけれど、平坦になったら無難になり、そこに好かれるような人目や関心をひくような個性的なものが見いだされない、ということもあるのです。失敗はしなくなり、指摘も批判もされにくくなるかもしれないけれど、そういうことと、好かれるのとはちょっと違うということです。

自分が他人をみて、「いいな」「あの人のこと好きだな」と感じる相手の個性について、改めて考えてみればわかるはずです。

そんなに全方面に優れている……などということはなく、いろいろ欠点もあっても、それ以上の何かがあって、面白いとか、明るいとか、優しいとか、惹かれる点があるから好き、と感じるものではないでしょうか。

好かれるために、プラス面にフォーカスする。

好かれたい人が、一生懸命に頑張っているのに思うような成果がでないのは、たぶん「そこ」に理由があります。

マイナスを作らないようにとか、マイナスを少しでも減らしていこうという取り組み方は、「なぜか人から嫌われてしまうので、嫌われることを改善したい」人がやるといい行為なのです。

「人から好かるため」には、考え方を切り換えて、取り組み方もちょっと方向性を変えることが必要になってきます。

過去に「いいね」「ありがとう」と言われたこと。

自分のプラス面をみつけて、それをさらに育てたり、磨いたりしてみてください。マイナス面についてのとりくみは、ここでは優先せずに、プラス面のほうにフォーカスします。

もしも、自分についてよくわからなければ、これまでに他人から「それ、いいね」と評価されたことがある部分を、いろいろ思い出してみます。または、「ありがとう」「助かりました」とお礼をいわれた部分も、自分の好かれるポイントかもしれません。

まずは、その2つの方向から糸口をみつけていくといいでしょう。

「好かれる」と「嫌われない」は、とても似ている部分もあるため、最初のうちはこの理解は難しいかもしれません。

しかし、わかってしまうと「なんだ、そういうことか」と納得できて、コツもわかります。ちょっとした気持ちの切り換え、発想の転換なんですよね。

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