思い込みが、スタートを遅くして、ゴールを難しくしていることがある。

ある目的に向かって行動する際に、「まずは、○○をして、次に××をして、そこから□□をする。そうして、自分に自信がついてきたら最終的にあのことをやろう」というように、

メインの行動に行きつくまでに、いくつものプロセスを設けて「とり掛かるのを遅くする考え方」が習慣になっている人は多いです。

慎重になるのはわかるけれど、備えすぎてしまうと、いつまでもスタート地点に(ゴールではなく、スタート地点にすら)たどり着かなくなります。

必要なプロセスなら、もちろん問題ない。

スタートしてからの流れが、スムーズに進むように、なるべくしっかりと準備をしておきたいという考え方で、必要なことを念入りにやるのはいいでしょう。

けれど、必要でないことにまで「もしも」「万が一」「たら」「れば」で備えをすると、プロセスがたくさん増えてしまいます。

やるべきことをしていく中で「必要なことが、増えてしまう」ことはあります。

しかし自分自身が「必要以上に、増やしてしまっている」こともあるのです。

プロセスが増えてしまう理由は、達成感と怖れ。

あれこれとプロセスを増やしてえしまうのは、そうしてたくさんの工程を経ていくほうが「やった気になれる」という理由があります。

達成感を高めたくなる、納得したくなるという思いが、本人としては無意識なのですが、必要以上にプロセスを増やしてしまうことがあります。

または、目指している最終的な段階にいくことが、「本当は、怖い」ので、到達するのをもっと先にするために、簡単にたどり着けないように、一見もっともらしいプロセスを見つけ出して当てはめてしまうこともあります。

このように、怖れが原因になっていることもあるというのは、なかなか気がつかないものかもしれません。

プロセスを省けない、という思い込みの場合も。

さらには、「その件は、そのやり方でしか達成はできない、と思い込んでいる」場合もあります。

いくつものプロセスを重ねてはじめてやれること、そう簡単には達成されるはずがない、という思い込みがあって、もっと簡略化できる(かもしれない)ことが想定外になっていたり。

難しくとらえすぎて、スタートまでが長くなり、スタートしてからもゴールまでを必要以上に遠いものにしてしまうことがあるのです。

実際には「もっと簡単にできる」かもしれないのに、思い込みで難しくしているとしたら、時間と労力の使い方の効率をあげていきたいですよね。

自分でわからなければ、他人に聞いてみるといい。

自分のことは、自分で客観視がしにくいものです。プロセスが多いかどうかも、比較対象がないとわかりにくいこともあります。

この点は、自分で難しければ、第三者の意見を聞いてみるとよいですね。

無関係な他人は、その行動への思い入れが少ないですから、意外なくらいにあっさりと、不要なプロセスを見つけてくれることがあるものです。

「どうして、わざわざ遠回りをするの?」

「それ、先にやらなくてもいいことだよね?」

と、自分では気づかないけれども、言われてみれば確かにそうだ!という気づきを、いとも簡単に返してくれるかもしれません。

ひとり、ふたりだけでは、意見が偏ることもありますし、気を使って本当のところを言ってくれないかもしれませんから、タイプの違う3人くらいに聞いてみるといいでしょう。

身内も含めて、3人くらいに聞いてみると、バラバラの答えの中に、何か参考になるヒントが得られることは多いようです。

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