人生における悩みは、大きくわけると3種類で、集約すると1つになる。

日々、いろんな方からのご相談をお受けして、「人生に悩みごとは尽きないもので、悩みながら前進していくことが生きること」だと、そのような思いを深くしています。

悩みは大きくわけて、3種類になる。

世の中には、実にたくさんの悩みごとがある・・・ように、思えるのですが、しかし、それらを「分類」するならば、大きくわけて3種類になります。

1、自分自身に関する悩み
2、恋愛、家族を含む、人間関係の悩み
3、お金や仕事の悩み

という3種類のどれかに、ほぼ当てはまります。

人により、過ごしている状況、性格や価値観が違うので、まったく同じものはないけれど「この世で人間が悩む事柄とは、だいたい共通している」もののようですね。

さらに、この3つの中にも共通要素があり、それを抜き出すと実は悩みごととは「ひとつ」になります

思い通りにいかないという、1つに集約される。

自分自身に関する不安も、家族や人間関係の悩みも、お金や仕事という生活上の不満も、どれもすべて、「自分の思い通りにいかない、という悩み」です。

「自分の願いや理想とかけ離れている、実際の自分に不満がある」とか、「他人が自分の思うとおりに動いてくれない(自分を分かってくれない)」とか、「状況や環境が自分の期待通りではない」とか、「希望する仕事や対価が得られない」とか、

バリエーションはたくさんあっても、それらはどれも「思い通りにならないことが、悩み」というひとつの要素に集約されます。

「思い」と「現実」との開きに、悩みが発生する。

思い通りにならない状態とは、つまり「自分の思い」と「現実」との間に「開き」があるということですよね。「開き」のある「空間」、ここが悩みが発生する場所です。

たとえば「自分が抱く、期待や要求が大きすぎる」と、それと現実との間に、とても大きな隔たりがあると感じられます。そうすると、その「空間」に感情が挟まってきて、悩みになってしまうのです。

つまり、この場合は「期待、要求が大きすぎる」ことが悩みをつくっています。

「自分はもっと簡単に、成し遂げることができるはずだ」という期待や、「あの人は、もっと自分の思うとおりにしてくれてもいいだろうに」という要求と、現実の要素との差があるほどに不安や不満がでてきてしまいますから。

または、この世には時間というしくみがある以上、思考と同じスピードで行動が進むことはありません。能力があっても、簡単に達成できないこともありえます。

この場合であれば、「思考が先に進みすぎている」ことが、悩みをつくっています。

思考として、このようにしたいというイメージはあっても、現実の行動がそのスピードに追いついていかなければ、それだけ、現実との開きがついてしまいます。

このように、「自分の思うこと」と「現実」との間に、差がついて、そこに感情がはさまってしまうと悩みとなるのです。

現実を変えることができるなら、そのための工夫をとっていけばよいです。

ですが、現実を変えられないことも多々あります。特に、他人が関係することは、難しいですよね。

そういうときは、自分の思うことのほうを、現実に引き寄せていくようにするか、または、この2つに、開きがあっても、それはそれでしょうがないことだと、受け入れてしまうことです。

現実のほうを、基準にしてとらえていくようにするのです。

そうして、開きを小さくする、または、開いているままを受け入れることで、この2つのすき間に、感情を発生させないようにします。

事実は同じでも、受け止め方が変わると悩みは薄れる。

悩んだり困ったりしている、できごととしての「事実」はそのまま変わらなくても、自分の受け止め方が変わることで、「悩みが、悩みでなくなる」ことは期待できます。

自分の思いと現実が、完全に一致しなくても、それを問題だととらえないようにして、考え方を変えてみます。

一致しないからこそ、この空間の部分があり、自分が成長できる伸びしろがあることになる、この部分が、他人を理解したり、受け入れたりする許容の領域である、というふうに、空間にメリットを見出すようにします。

その空間に感情が挟まってしまうと、ときどき苦しくさせられてしまうけれども、しかし、その部分が自分に与えてくれるメリットもたくさんあるとわかると、受け止め方も変わっていきますよね。

そうすると、状況があまり変わらなくても、悩んでいる状態からは抜けだしていけるのではないでしょうか。

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