手に入れることが、失うことの怖れと繋がってしまう場合。

行動すれば、物や成果が手に入る(可能性は高い)と、わかっているのに行動をしないとしたら、それは「本当はそれを手に入れたくない」のかもしれません。

きっと、心の深いところで、手に入れてしまうことを怖れている気持ちがあるのです。

こうした思考パターンになる理由は主に2つあります。

ひとつは、「手にいれると、そこでおわってしまう」のが辛いからです。

頑張りというプロセスに身を置くのが好きな方は、意外とこのパターンにはまっています。自分では理想の高い完璧主義なので収穫を先延ばしにしている、と思っていたりしますが、実際の理由は、そこで自分が燃え尽きて目標を失うことが怖いのです。

もうひとつは、「手に入れたら、失う可能性がでてくる」ので、ならば最初から手に入れないという選択をとるほうがいい、手に入れることを諦めるほうがまだ楽であると、行動を起こしません。

「手に入らない辛さで苦しんでいるほうが、失う可能性を恐れ続けるよりもずっといい」という思いになります。

本人の表面的な状態としては、「手に入れたいのに、できなくて苦しい」のだけれども、客観的に現実をみれば、「手に入れようとしていない、そのための行動をとっていない」ときは、だいたい心の中にどちらかの気持ちがあります。

中身は少し違っても、どちらも「(何かを)失うことが怖い」のです。

得ることと、失うこと(の可能性)は、裏表でつながっていますから、こうした両方の気持ちの葛藤で、怖れが勝ると、得るための行動をとらなく(とることができなく)なります。

現実的に、まずは「得てみる経験」をして身につくことがあります。ものごとへの理解の深さも変わります。それを得たことで、以前には想像もしていない次の可能性が広がってくることもあります。

得ることで、新たな次の目標が見つかることもあり、(1)の、燃え尽きてしまうのではという心配は杞憂におわることもあります。事前に考え過ぎるよりも、まずは動いてみて、実際のところを経験で確かめてみましょう。得られるものの価値は、失う怖れを覆うくらいに、大きな手ごたえがあるかもしれませんからね。それも、行動してみてわかることですから、一歩を踏み出してみてください。

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