夫婦になったら、恋愛感情は、家族愛へと変わっていくもの。

結婚生活も長くなると、夫婦間の関係は、強い恋愛感情はなくなり、穏やかな家族愛へと変化していくものです。

けれど、中には、そうした強い感情を伴わない関係に不満がでてきて、「(当初のような)恋愛感情がない夫婦なら、いっそ関係を解消するほうがいいのではないか」、という考えをもつ方もいます。

何に価値を置くかは人それぞれ違いますので、恋愛感情が薄れた夫婦関係は継続できない、と思うなら、離婚という形も、ひとつの在り方だと思います。本人同士が納得できるなら、どんな選択も間違いではありません。

しかし、夫婦の間には、お互いの人間性への信頼や、積みかさねてきた時間と経験の重さや、積み重なってきた事実などの、たくさんの要素があります。恋愛感情だけで結びついているわけではないですよね。

どんなに熱烈な感情も、時間が経てばそれなりに落ちついていくものです。

恋愛感情のみを優先するなら、ほとんどの人が、人生で何回も結婚しなければならなくなります。長く続いている夫婦が、いつまでも新婚の頃のようにラブラブでいられないでしょうし、そうした感情が優先事項ではなくなっていくでしょうね。小説やドラマの中と、現実は違いますから。結婚は「生活」です。

生活習慣や価値観が違う人同士が共同生活をすれば、それはもう、いろんなことが起こるでしょう。ときに、嫌になることも投げ出したくなることもあるかもしれません。しかし、ときどき、感謝したり見直したりする機会もあって、その繰り返しが、夫婦の歴史になります。

そうした積みかさねの中で、恋愛感情以外の価値あるものが、何かしら作られていくからこそ、多少はいろいろ思うところがあっても、関係を継続していられているというのが現実ではないでしょうか。

恋愛感情が薄れてしまったという理由での離婚が、悪いということではないです。それぞれ考え方は人の数だけありますから、これが正しい、あれが間違いという区分けはありません。しかし、縁あって、一度は同じ未来を目指していこうと誓った関係でしょうから、多方面から深くじっくりと、考えることは大切だと思います。

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